相談内容

安心して暮らすため ②防災 災害から命を守るには?

回答

日本は自然災害(地震、津波、台風、大雨、大雪など)が多い国です。災害について知って、いざ起きたときに被害を少なくするために普段から準備しておくことが大切です。
災害時に役立つ情報が出入国在留管理庁のホームページでまとめて掲載されています。
アプリなどダウンロードして普段から使えるようにしておけば、いざという時に役立ちます。
生活オリエンテーション動画(緊急・災害)もあるのでぜひ見てください。

 「災害時に役立つ情報」(出入国在留管理庁Website)

ここからダウンロードできるアプリ
  • Safety tips
  • 緊急速報や気象情報など、日本の災害情報を知るのに便利なアプリです。
  • Voice Tra
  • 話しかけると外国語に翻訳してくれる多言語音声アプリ
  • NHK WORLD-JAPAN
  • NHKのニュースを発信。地震・津波の緊急情報もお知らせします。
国土交通省 防災ポータル
防災について日頃から知っておいてほしい情報や、災害時に見てほしい情報がそろっています。
  国土交通省 防災ポータル

☆自然災害について知ろう☆

地震

大きな地震が起きると、建物の倒壊や火災、土砂崩れが起こったりします。電気、水道、ガスなどのライフラインが止まり、電車やバスなどの交通機関も運休になります。地震が起きたらまずは安全の確保が最優先です。姿勢を低くして、机の下などに入り頭を守り、揺れが止まるまで動かないことが大事です。
詳しくは ↓
  「できることから地震対策!!」

台風・大雨

毎年夏から秋にかけて日本に台風が来ます。大雨や強風によって木や電柱が倒れたり、屋根が崩れることもあります。台風の最新情報を確認し、自宅の周り、ベランダなどに風で飛ばされそうなものがあれば家の中に入れたり、固定したりしましょう。ろうそくや懐中電灯、電池やモバイルバッテリーを用意するなど、停電に備える必要もあります。また大雨で河川の氾濫や土砂災害も起こりやすくなるので危険な場所へは近づかないでください。

大雪

滋賀県の北部では毎年大雪が降ることがあります。大雪に関する気象情報は数日前から発表されるので、情報を確認し、積雪が予想されるときは除雪(融雪剤の散布やスコップなどの除雪用具)・防寒グッズを早めに用意しましょう。水道管の凍結対策や、飲料水の備蓄、生活用水用に浴槽に水をためておくなどの対策も重要です。運転をする人は早めに車のタイヤをスノータイヤ・スタッドレスタイヤに変えておきましょう。

☆災害がおきる前にできること☆

家具の置き方の工夫

  • 家具が転倒しないよう、家具は壁に固定する
  • 寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにする
  • 倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫する

非常用持ち出しバッグの準備

パスポート・在留カード、貴重品、お薬、 マスク、下着、現金や避難所での生活に必要最低限のものなど、非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておく

飲料・食料などの備蓄

電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておく
少なくとも3日分の用意
  • 飲料水:1人1日3リットルが目安×3日分
  • 非常食:アルファ米、パスタ、缶詰、 レトルト食品、ビスケット、チョコレートなど
  • その他:トイレットペーパー、携帯トイレ、ウエットティッシュ、着火ライター、懐中電灯、カセットコンロ、ポリ袋、食品ラップなど
  • 生活用水:日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意するなどの備えをしておく
※必要なものは人それぞれなので、自分の状況にあったものを用意しましょう。

家族同士の安否確認の方法

  • 家族で集合場所や連絡方法を決めておく
  • 災害時は電話がつながりにくくなるため、災害用伝言ダイヤル171が役に立ちます
災害用伝言ダイヤル171の使い方
録音したい時:①171→1 ②自分の番号 ③メッセージを録音
再生したい時:①171→2 ②確認したい相手の番号 ③メッセージを再生

避難所や避難経路の確認

  • 地域の防災訓練・避難訓練などに参加してみる
  • 地域のハザードマップで災害が起こる危険な場所や、避難するときの安全な道順を確認しておく
ハザードマップポータルサイト(国土交通省・国土地理院)

☆覚えておこう、緊急通報番号と役立つ用語☆

避難場所
緊急避難のための一時的な場所で、主に公園や広場など
避難所
災害時に一定期間生活するための施設で、誰でも無料で入れます
#110
警察 事件や事故の通報
#119
消防 消防車、救急車が必要な時の緊急通報
#7119
救急電話相談 病院に行くべきか、救急車を呼ぶべきか判断に迷ったとき
緊急速報
避難や警告など生命にかかわるメッセージ
余震
大きな地震の後の小さな地震
避難
災害から安全な場所へ移動すること
倒壊
建物がこわれる
断水
水が使えない
給水所
飲む水がもらえる所
立入禁止
危ないので入ってはいけない所
炊き出し
避難所や公園などで食べ物がもらえる
応急処置
けがをしたときにすぐに簡単に手当をすること
「たすけて!」
困ったら日本語で助けを呼びましょう

相談内容

住居の安全対策はできていますか?

回答

家具の配置や固定や転倒防止措置などをしておきましょう。

相談内容

防災グッズは準備できていますか?

回答

避難する時に備えて、リュックにマスク、軍手、下着、常備薬、非常食、水、現金、保険証、連絡番号、身分証明書(パスポートや在留カード)の写しなどを入れ、運動靴を用意しておきましょう。

相談内容

近くの避難所はどこにあるか知っていますか?

回答

近所の人や市役所にたずねたり、ハザードマップで確認しておきましょう。「避難所」という言葉(漢字も!)を覚えることは大切です。言葉がわからなくても遠慮せずに避難所に行きましょう。

相談内容

災害時の通知を知っていますか?

回答

「避難準備」、「避難勧告」「避難指示」が、テレビ、ラジオ、インターネット、携帯電話や地域の広報車、防災無線などから届きます。周りの状況に注意をしながら避難所に移動します。
*災害が起こると電話がつながりにくくなるので、できるだけ「災害用伝言ダイヤル171」や「災害用伝言板web171」やメールを利用します。家族と連絡方法を話し合い、一つの連絡手段が使えなかった時のために、いろんな連絡方法を持っておきましょう。(Twitter, LINE, Facebookなど)また地震時に役立つアプリなども携帯に入れておきましょう。
  • 県内ラジオ局(MHz): NHK滋賀第1放送(945) E-radio(77.0) エフエム彦根(78.2) えふえむ草津(78.5) B-WAVE (79.1) Radio Sweet( 81.5)

相談内容

災害時のペットの避難は?

回答

  • ペットを連れていってもいい避難所について、事前に市役所に確認したり、ペットの一時預け先を確保しておきましょう。避難所では飼い主が責任をもって飼育管理します。
  • 災害時はペットもパニックに陥ります。行方不明になっても見つかるようにマイクロチップを装着し、鑑札をつけておきましょう。
  • 日頃からケージに入ることに慣れさせ、むやみに吠えたり、人を怖がらないようしつけをしておきましょう。
  • 自宅等にペットを置いてきた場合には、市役所等の動物担当部署に相談しましょう。

相談内容

火事になったら

回答

火災が発生したら,すぐに消防署に連絡する(119番)一方、バケツ、消火器などで初期消火につとめると同時に、「火事だ! ( KAJI-DA!) 」と叫んで近所に助けを求めましょう。

相談内容

地震について

回答

日本は地震の多い国です。ふだんから準備をしておくことが大切です。
  1. 広域避難所を市町村役場に確認しておく。
  2. 家族の集合場所を決めておく。
  3. 家具などの倒れやすいものを固定しておく。
  4. 非常用の持ち出し用品を準備しておく。
地震が起きたら
  1. 火の始末をする。
  2. 窓かドアの出口を確保する。
  3. 机やテーブルの下に隠れて身の安全をはかる。
  4. 広域避難所まで避難する。

相談内容

地震対策について

回答

地震対策シリーズ 多言語資料「保存版 できることから地震対策!!~そなえれば地震はコワクナイ~」をご覧ください。
対応言語:日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、ハングル、タガログ語、ベトナム語、インドネシア語、ネパール語版