現在の日本は、在留外国人数の増加といった目に見える現象にとどまらず、社会のグローバル化、価値観の多様化が著しくなっています。一方で、先の参議院選挙を契機に見られるようになった日本人ファーストの動きや「JICAアフリカ・ホームタウン」構想撤回問題などに現れるように、社会の実像と市民の意識には大きな乖離が見られ、「日本社会の構成員は誰なのか」「外国人とどう向き合うのか」という、まさに日本のシティズンシップ(権利や市民性の問題)に関する懸念や軋轢も顕在化しています。
今回、社会や人々の中に広がる不安や葛藤の背景を踏まえつつ、欧米の例などにも触れな がら、改めて多様性の尊重や多文化共生社会について、グローバル・シティズンシップの視点から考える機会として、メディアリテラシーや合意形成のあり方などについて学ぶシティズンシップ教育を推進されている講師をお招きしてワークショップを開催します。

対象

教育機関関係者、国際教育に関心のある方はどなたでも

募集定員 

40人 (先着順)

※ 参加決定者には、後日こちらから通知いたします。

講師

川中 大輔さん
(シチズンシップ共育企画 代表)
プロフィール
関西学院大学人間福祉学部社会起業学科専任教員、龍谷大学社会学部非常勤講師、龍谷大学社会科学研究所客員研究員。2003 年にシチズンシップ共育企画を設立し、現在、同代表。
市民教育や協働まちづくり、市民活動支援のワークショップを各地で担当している。
著書など:
「多文化共生のためのシティズンシップ教育実践ハンドブック 」(明石書店)共著
「民主的社会をつくるシティズンシップ教育 」(ナカニシヤ出版)共著 など

内容

セッション1「多文化共生を推進する困難/回路」(ワークショップ)
セッション2「シティズンシップ教育の視点を入れるとは?」(講義)
セッション3「多文化共生のためのシティズンシップ教育の実践を考える」(ワークショップ&講義)

申込方法

オンライン (google forms) からのお申込み
オンラインからの申込みはこちらから
実施団体
主催 公益財団法人滋賀県国際協会
共催 独立行政法人国際協力機構関西センター(JICA関西)  国際教育研究会 Glocal net Shiga

Rincian

Tanggal Acara

2025/12/27 (Sab)
10:20 - 16:45
9:45~ 受付

Lokasi Acara

ピアザ淡海
2階 207会議室

Alamat

大津市におの浜1-1-20
ピアザ淡海
Google Map

Biaya Partisipasi

無料

Hubungi Kami

Pertanyaan
大森
Nomor Telepon
0775260931
FAKS
077-510-0601
Email
omori@s-i-a.or.jp